有名な男性アイドルが数多く在籍しているジャニーズ事務所。
ライブやコンサートはもちろん、テレビのバラエティでもしょっちゅう見かけるので、知らない人はいないレベルですよね。
しかし「もしかして派閥があるのではないか?」とマスコミが気づいたのが2015年。
その後、SMAPの衝撃的な解散を皮切りとして、ようやく徐々にその実態が明らかになりました。
とはいえ、ジャニーさんの訃報があってから、ジャニーズでもジュリー派を中心に新たな動きが…。
タッキーさん率いる勢力についても示唆されており、ジャニーズの派閥争いは、まだ謎が多いところでもあります。
今回は、そのなかでも影響力の大きいグループのひとつ・ジャニーズのジュリー派メンバーの内情をこっそり覗いていきましょう!
ジャニーズのジュリー派とは?
ジャニーズ・ジュリー派は、またの名を『藤島派』とも言われています。
現社長・藤島ジュリー景子さんが積極的にマネジメントしているジャニーズ所属のアイドルたちのことです。
とくにジャニーズでもジュリー派は、各所での大々的な共演も多いので、他の派閥に比べて見分けやすいかもしれません。
またジュリーさんは、今は亡きジャニー喜多川さんの意思を引き継ぎ、彼の派閥にいた新参アイドルを気にかけたりといった一面も。
そのため、公にはなっていないものの、2021年から勢いをみせている『なにわ男子』が、そのひとつではないかと噂されています。
ジャニーズのジュリー派メンバーは誰?
現時点で、ほぼ確定しているジャニーズのジュリー派の歴代メンバーは下記のとおりです。
・TOKIO(1990年〜)
・嵐(1999年結成・2020年12月31日退所)
・生田斗真(1996年〜)
・KAT-TUN(2001年〜)
・関ジャニ∞(2002年〜)
・NEWS(2003年〜)
・Hey! Say! JUMP(2007年〜)
・ジャニーズWEST(2014年〜)
・King & Prince(2015年〜)
いずれも活動歴の長い大人気アイドルが多い傾向にあります。
とりわけ嵐とTOKIOの共演シーンが多いのは、ファンの間でも有名な話ですよね。
両グループのメンバーが一同に介したMステSPのトークコーナーや、リーダー同士のドラマ共演など。
普段の様子からも、先輩後輩の上下関係を感じさせない、とても仲良しな姿が見受けられました。
なにわ男子ジュリー派説は、以前に嵐の看板番組に出演したことが大きな理由です。
ジャニーズの他の派閥は?
ジャニーズにはジュリー派以外にも、いくつかのグループがあります。
この機会に、それぞれの特徴や新派閥の可能性もチェックしていきましょう。
ジャニー(喜多川)派
代表的なのは先代社長・ジャニー喜多川さんがプロデュースしていた『ジャニー喜多川派』。
他の派閥と大きく異なるのは、メンバー内にさらなる階級があることです。
ジャニー喜多川派自体が、もともとジャニーさんのお気に入りで構成されているのですが、そのなかでも上位にあたるメンバーを「スペオキ」といいます。
スペオキは、堂本剛さん(KinKi Kids)、中山優馬さん、佐藤勝利さん(Sexy Zone)、郷ひろみさん(1975年退所)です。
飯島派
飯島三智さんといえば、あの国民的アイドルSMAPのチーフマネージャー。
ジュリー派のメンバーがやや優勢なジャニーズのなかでも、実績に裏付けられた確かな地位を獲得しています。
代表的なのは、斬新なパフォーマンスで売り出したKis-My-Ft2や、ジャニーズ史上最年少デビューを果たしたSexy Zone。
いずれもインパクト重視のプロデュースで大成功を収めていますよね。
タキニ
最近になって話題になっているのが『タッキー&翼』のタッキーこと滝沢秀明さん率いる若手メンバー。
「タッキーのオキニ(お気に入り)」という意味で、タキニという呼称がつきました。
現役時代もジャニーさんの恩恵を受けて、自身も舞台づくりに関わってきた滝沢さん。
引退後はジャニーズ事務所の副社長として、Snow ManやA.B.C-Z、IMPACTorsらを猛プッシュしています。
将来ジャニーズでジュリー派に並ぶ可能性があるので、今後の活動に注目しましょう。
まとめ
長年アイドルを世に送り出してきた大手芸能プロダクション・ジャニーズ事務所。
ジャニー喜多川さんの姪である藤島ジュリー景子さんが代表取締役として就任し、大きく変わろうとしているようですね。
古くから対立しているのは、「ジュリー(藤島)派」「飯島派」「ジャニー(喜多川)派」の3つ。
ジャニーズでもジュリー派は、ジャニー喜多川さんのお気に入りアイドルを引き入れ、より一層話題を集めています。
しかし、この度ジャニーズ事務所の副社長になった滝沢秀明さん率いる新勢力も出現しました。
ジャニーズの派閥について知っていくと、彼らの何気ない場面でも、これまでとは違った気づきがあるかも…。